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プロジェクト総合ブログ

2017.03.17

【★】GI維新2016-17特別寄稿「真実」-VOL.4-

※当ブログは【★】GI維新2016-17特別寄稿「真実」VOL.1からVOL.3まで全てをご覧いただいた会員様にのみ、2/17(金)にメールにて先行配信させて頂いた内容となります。春のGIシリーズ開幕直前週となります今週末。会員の皆様に、改めて現在の競馬環境を知って貰う為に、上層部から一般公開の許可も取れたことによりブログに掲載させて頂く運びとなりました。
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会員の皆様、お世話になっております。
GIプロジェクト顧問の大西美昭でございます。

今回で4回目となります特別寄稿「真実」。第1回目はマスコミ報道と実際の現場内における情報・状況の乖離を包み隠さずお伝えしました。

続く第2回目では、元社台Fの経歴を持つ元番記者ネット顧問にして元厩務員・佐藤陽一氏に2017年度上半期における「社台グループの狙い」を。また、第3回目となる前回は降級制度を背後で操るグループの存在、そして競馬界における「社台一極集中」の現状について触れさせていただきました。

そして第4回目と第5回目にお伝えする内容こそ…この特別寄稿「真実」を執筆することになった“肝要”部分。

当社が盛んに【社台グループ】に関する情報を元にした提供買い目や情報をお伝えしていること。それは単純に言ってしまえば社台グループこそが日本競馬界の中心だからですが、世界でも屈指の存在となった同グループの意向を汲み取ることが的中馬券を掴む最大の近道。

現在の馬産地では春の出産シーズンも真っ盛りとなり、そして出産が終われば種付けシーズンへと移行します。そして3歳戦に目を向ければ、クラシックシーズンに突入。

競馬界の将来を担う重要な要素が複数絡み合う今だからこそ、頭の中に焼き付けておかなければならない「真実」。

このブログを目にしている会員様は「競馬をもっと知りたい」「競馬でもっと稼ぎたい」という意欲をお持ちの方々でございます。

馬券の世界とは、単純に当たった、外れたの世界となってしまいますが、競馬というものを俯瞰的に見つめることで、結果的に馬券収益計上に繋がるものであると考えております。

点と点が繋がれば一本の線になるように、弊社から発信される散りばめられたキーワードを読み解き、1つの線が見えたとき…新たな馬券収益計上の道が見えて参ります。

これまで公開してきたブログの中では何度も

【競馬において最大の利益を生み出すのは種牡馬産業である】


と申し上げてきました。その利権を一手に握り締めると言っても過言ではないのが現在の社台グループ。

ノーザンテースト、サンデーサイレンスの導入で日本競馬は一気に世界に近付いたと同時に、社台グループは競馬産業における莫大な利益をも手中にすることとなりました。

もちろんその利益は「日本競馬を世界一にしたい」という目的がある上で、後から付いてくるものですが、その様な状況下で現在。

【社台グループがサラブレッド生産に関して意図していることは何か?】

この部分を追求しなければ、真実もまた見えてくることはありません。

1.サンデーサイレンスのインブリード配合の将来

2.社台グループ内部における種牡馬の取り扱い


本日はこの2点に関して言及させていただこうと考えております。

2017年社台スタリオンステーションに繋養されるのは全部で29頭。元社台Fに在籍された佐藤陽一氏の言葉を借りるのであれば「社台グループ全体には危機感しかない」という思いしかないとのこと。

1980年代後半より当時の社台Fには生産馬について「同じ系統の馬だけが増加し、近親の度合いが濃くなり過ぎている」ことを解消しようとする動きがありました。
ノーザンテースト、リアルシャダイ、ディクタスに続く種牡馬を導入することが日本競馬の繁栄に繋がるとの考えからです。

そのような中で歴史を変えたのが1991年に導入されたサンデーサイレンス。瞬く間に日本競馬を席巻したのは記憶に新しいところです。

それから時は流れ現在。気がつけばサンデーサイレンスの孫世代の産駒が日本競馬を席巻し、1980年代後半以上に同じ系統の馬ばかりが増加している現状です。

種牡馬も繁殖牝馬もサンデーサイレンスの血を持つ馬が跋扈し、近年ではシンザン記念を勝利したキョウヘイや重賞戦線で活躍するトラストを筆頭にサンデーサイレンス3×3のインブリードも登場している状況です。

そこで先ほど取り上げた「1.サンデーサイレンスのインブリード配合の将来」を考えてみたいと思います。

日本の馬産におけるインブリードは、血統がサラブレッドにとって重要なものであると認識された頃から続けられております。

例えば、1939年に第8回ダービーを制したクモハタは「ハンプトン5×5」と「セントサイモン5×5」を内包しております。またトキノミノルが10戦全勝で日本ダービーを制した事で、その血統内にあった「ザテトラーク3×4」という配合が【奇跡の血量】としてマスコミでもてはやされたことが『3×4』神話を生み出したと言っても過言ではありません。

もちろん、この「3×4」という血量の根拠については諸説ある中で、生物学的に有力な決め手になるものはないのですが、コダマ、トウショウボーイの成功例や、1980年代にノーザンテーストが大成功した事もあり、ノーザンダンサーのインブリードを持つ馬も多数生産されて来ました。

インブリードは爆発的な効果を得ることが出来る反面、極端な近親交配を避ける観点から、繁殖馬とした時に交配可能な相手が限られてしまう問題もございます。
そのため、特定の血統が繁栄しすぎると、その血筋を濃く受けている繁殖馬、特に種牡馬にとっては、交配可能な相手も限定され、また似た様な血統構成を持つ数多くの種牡馬との競合にもさらされ、かえって活躍の場が狭まるという事態となります。その象徴的な馬こそ…セントサイモンという馬でしょうか。

もちろん会員の皆様もセントサイモンという名前を知っているかと思いますが、セントサイモンの父系は衰退したとはいえ、その血は母系に残り、現代のサラブレッドは総じてセントサイモンの血が流れております。

そのセントサイモンは1881年イギリス生まれ。競走成績10戦10勝で現役を引退。種牡馬になってからは、英国ダービー馬パーシモン、その全弟で英国三冠馬ダイアモンドジュビリーをはじめ多数の名馬を輩出してきました。またその産駒たちも繁殖馬として極めて優秀で、セントサイモンの血は瞬く間にヨーロッパ中を席巻。
「セントサイモンの血を持たぬ馬はサラブレッドにあらず」といった格言まで生み出されたほどでした。

しかし、その隆盛は長続きせず、セントサイモンの血を持つ馬があまりにも増えすぎてしまったが為、配合するときにどうしても濃いインブリードが発生してしまうようになりました。セントサイモン系の種牡馬は年々冷遇されるようになり、半世紀も経たぬうちに、その父系は衰退。ヨーロッパ中を席巻した血統が一瞬にして廃れてしまったことは「セントサイモンの悲劇」と呼ばれるようになりました。

それと同じような状況が日本でも起ころうとしております。

「サンデーサイレンスの血もセントサイモンの悲劇のようになるのではないか?」という話題は現役の生産関係者からも耳にする話です。

それを避ける為にも国内の生産者は海外から種牡馬を導入しようとしておりますが、現状ではサンデーサイレンスが持つような速力を超える種牡馬は存在しないというのが現状。

歴史は繰り返すのか、それとも変わる手はあるのか?

個人的な意見ですが、この悲劇を繰り返すことはないと考えております。その理由として、セントサイモンの時代と現代とでは状況が全く異なるからです。

競馬もグローバル化している現在。セントサイモンの時代は、競走馬や繁殖牝馬の輸出入も極端に少ない時代でございました。

対して現代は国際的な交流が盛んになり、各国間との間で馬の取引も活発化。元々生産ではヨーロッパの血に頼っていた日本競馬にアメリカ産のサンデーサイレンスが大成功を納めた。

サンデーのクロスが今後盛んになるでしょうが、積極的に海外の種牡馬や繁殖牝馬の導入が進められている現在では、セントサイモンの悲劇は起こらないと見ております。

もちろん、競馬を見ているものからすれば「またサンデー系か」とマンネリ化してしまいますが、サンデーの血を脅かすような、新たな血統馬の出現は長い目で見ていかなければならないと考えております。

そのような中で、社台グループにとって光明の1つとなったのは14戦14勝、GI10勝で引退した怪物フランケルの登場でしょう。

種付け価格は12万5000ポンド。日本円にして約1800万円ですが、その初年度産駒となったソウルスターリングは阪神JFを優勝。ミスエルテはファンタジーSを勝利し、朝日杯FSでは1番人気に支持されたほどでした。

「日本の馬場への適性面が疑問視されたが、初年度からGI優勝馬を排出できたのは何よりも社台グループ関係者を安堵させた。この2頭がいるからこそ、凱旋門賞を勝ったデインドリームの初年度産駒(父フランケル)はイギリスでデビューさせることを照哉さん(吉田照哉氏)も決断した」

こう語るのはGIプロジェクト記者事業部部長の佐藤陽一氏。もちろん、これだけの結果を初年度産駒から残したとなれば、社台グループの動きがどのような状況になるのか。

「フランケル導入計画」

なる言葉を聞くようになりました。しかし実際問題、フランケルを日本に導入するには大きな障壁が立ちはだかるのが現状です。日本で言えばディープインパクトやキングカメハメハ、オルフェーヴルあたりが引き抜かれるのと同じことを意味するのですからね。

では、社台グループ側の思惑はどこにあるのか?

それこそ「2.社台グループ内部における種牡馬の取り扱い」という項目へと繋がるわけですが、その目論見全てを…このメールの中で暴露することはさすがに出来ません。

1つはっきりと言えることは、3月、4月、5月の3ヶ月の間に行われる実際のレースを通じて目にしてもらうことになるということ。

1つヒントを申し上げるのであれば、それは先週の競馬でも提供レースを通じて会員の皆様にはメッセージが発せられておりました。

2/11(土)
東京11R:クイーンC(GIII)
馬単2130円的中

2/12(日)
東京11R:共同通信杯(GIII)
馬単4860円的中

京都9R:こぶし賞
馬単2940円的中

記者チームが提供した「クイーンC」、そして『3歳極秘重賞』として提供された「共同通信杯」、そして生産育成チームが提供した「こぶし賞」。何れのレースもハーツクライ産駒を馬単提供の軸に据え的中を届けたレースですが、これもまた社台グループが思い描く目論見の1つでもございます。

今年度は29頭の種牡馬を揃える社台スタリオンステーション。内訳はサンデー系種牡馬19頭、非サンデー系10頭というラインナップとなりますが、それぞれの種牡馬には過酷な戦いが強いられております。

産駒の成績が良ければ共用期間は自動的に長くなり、産駒の成績が悪ければ淘汰されてしまう。現役時代に優秀な成績を収める馬が続々とスタッドインする社台スタリオンステーションでは現役時代と同様の戦いが強いられるのです。

そのような中で、各種牡馬には「力を入れる=優秀な繁殖牝馬を意図的に種付けする期間」がございます。

その試験に成功したのが、ハーツクライと言えるでしょう。

『今年はハーツクライ産駒の当たり年』

と言われますが、これも全ては社台グループが意図的に作り上げた事象でもあるのです。

他にも、産駒成績良好のキンシャサノキセキやカジノドライヴは種付け価格、種付け頭数共にアップしました。一時期種付け頭数を減らしたダイワメジャーはメジャーエンブレムの活躍もあって2016年になって種付け頭数を増やしております。産駒の勝ち上がり率が高く、重賞まで勝ったリーチザクラウンなどは社台SS入りを果たしました。

一方で、成績を残せない馬はどうなってしまうのか?

シンボリクリスエスやゼンノロブロイは再三に渡りチャンスはもらったものの、産駒に恵まれず。社台スタリオンステーションから日高のブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動となりました。野球で言うところの2軍落ちです。

このような例から種牡馬の世界も結果至上主義であることはお分かりいただけたでしょうが、種付け時期を控える2月、3月、そして4月という時期。

どのような事象が表れ、そしてどのような産駒が活躍するのか?

もちろん弊社から発信する『Gプロinfo』や『買い目見解』からも詳細は徐々に明かされていく形となりますが、このメールを手にされている皆様だからこそ、今一度考え、そして社台グループ側の意図を読み解いていただきたいと思います。

その思惑を読み取っていただく上で、これらを最も分かりやすい形で目にする絶好機となるレースは

3/4(土)
阪神11R:チューリップ賞(GIII)

3/5(日)
中山11R:弥生賞(GII)

3/19(日)
中山11R:スプリングS(GII)

3/26(日)
中京11R:高松宮記念(GI)

4/2(日)
阪神11R:大阪杯(GI)

4/9(日)
阪神11R:桜花賞(GI)

4/16(日)
中山11R:皐月賞(GI)


次週より開幕する中山・阪神開催ですが、この期間には生産関係者のみならず、厩舎サイドをも巻き込んだ壮大なる思惑を垣間見られるレースとなります。

レースの買い目見解等の中では衝撃の事実まで突っ込んだ内容が公開されることは必至。このメールを見ていただいている会員の皆様には、絶対に見逃して欲しくないレースであると断言させていただきます。

SS系種牡馬産駒の活躍の中で、どの血統が中心視されているのか?

非SS系種牡馬産駒の取り扱いは?

これから春のGIシリーズが開幕するに辺り、会員の皆様には今一度、頭の中を整理し現在の競馬界の流れを頭に叩き込んでいただこうと思います。その為にも、当社から発信するメール、そして上記で並んだレースはお見逃しのないようにしていただきたいと思います。

本日はこれで失礼致します。

GIプロジェクト顧問
大西美昭

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